米人気ユーチューバーはプロレスのリングで戦えるのか。WWEの祭典「レッスルマニア38(WM)」(4月2、3日、テキサス州AT&Tスタジアム)でプロレスデビューするローガン・ポール(26)に注目が集まっている。
ローガンはWM初日(4月2日=日本時間3日)にザ・ミズと組んで、レイ&ドミニクのミステリオ親子とタッグ戦で激突する。祭典直前のロウでは、前哨戦でレイと一騎打ちしたミズのセコンドに就いた。おまけにレイのマスクをかぶり「ルチャ・ローガン」として登場し、ミステリオ親子を挑発した。
前哨戦はレイがミズを丸め込んで勝利したが、試合後にドミニクはローガンをリングに放り込み、親子でダブルの619(ロープを使った回転キック)を狙った。これは何とか回避したものの、レイにマスクを脱がされて赤っ恥。さらに親子はミズにダブル619とフロッグスプラッシュ連弾を浴びせ、ローガンに実力を見せつけた。
場外でぼうぜんとするローガンはプロレスの〝洗礼〟を受けた格好。ボクシングでは昨年6月に無敗の5階級制覇王者フロイド・メイウェザーとのエキシビションマッチに臨み3分8ラウンドを戦い切ったが、人気ユーチューバーは危険なプロレスのマットでも戦えるのか。WWEの公式ホームページでは、プロレス特訓の模様が公開されている。
WWEの育成機関「パフォーマンスセンター」では「ザ・ハリケーン」の名で活躍したシェーン・ヘルムズの指導を受けており、相棒のミズも付き添い、ロープワークやフロッグスプラッシュの習得に励んでいる。レスリング経験者だけに肩車に入る動きは見事で、高い身体能力を持っていることは間違いない。
ローガンが思わず「タフなスポーツだね」とこぼすシーンもあり、一つ間違えれば大事故につながりかねないプロレスの危険性も十分理解しているようだ。ヘルムズは「ローガンにはWWEでビッグな未来が待っている」とべた褒めで、ミズも将来的にはローガンとのコンビでロウタッグ王座を考えも示した。
一方で、米経済誌「フォーブス」によれば、ローガンの昨年の年収はなんと1800万ドル(約22億円)。大金持ちの人気ユーチューバーが祭典後にプロレスとどう向き合うかも含めて、今後が気になるところ。WMのタッグ戦がローガンの今後も左右しそうだ。












