第94回選抜高校野球大会(甲子園)第7日の25日、8強入りを狙った古豪の進撃が止まった。春夏ともに優勝経験のある高知(高知)は、国学院久我山(東京)に3―6の敗戦。2018年8月から指揮を執り、今大会が聖地初采配の浜口佳久監督(46)は「(1イニングで)複数得点が取れなかったので、なかなか流れがこちらに来なかった」と最後まで劣勢を跳ね返せなかった展開を悔いた。
初回に2点を先取されながら3回に1点を返すも、中盤5回に中押しの2点を献上。終盤の8回、9回にも1点ずつを返したが、相手に重圧をかけるには乏しかった。
チームは昨夏まで阪神ドラフト1位の森木大智を擁した。全国区のエースだったが、高知の名門・明徳義塾の存在もあり、最速154キロ右腕がいても聖地には縁遠かった。この日は山下―川竹―中嶋―山下と継投。絶対エースがいない中で昨秋は四国王者に輝き、バッテリー中心よりも野手中心の全員野球で甲子園に帰ってきた。
この日は失点につながる2失策。春1勝にとどまった浜口監督は「一つのミス、一つの声掛けができていないと、こういう大舞台では勝てない。『切り替える』ではなく『ミスをしない』ように鍛えたい」と夏に向けて再スタートを切った。










