ビッグボス・ネットワーク」の広がりが、球界に新たなトレンドを呼び込みそうだ。日本ハム・新庄剛志監督(50)による「8人の臨時コーチ計画」の第2弾として、7日に元阪神の赤星憲広氏(45)が沖縄・名護キャンプを訪れた。
同氏は野手に盗塁や走塁技術の極意伝授を、バッテリー陣には「どんな投手が走りづらいか」という視点で講義や実演レクチャーを行い、選手から質問攻めとなった。
赤星氏は「就任会見で『Going!』のインタビューをさせてもらった時に冗談で『臨時コーチに来てよ』と言われたと勝手に思っていて、まったくそのつもりはなかったんです。1月後半に正式にオファーをもらって本当だったんだなと。結果的にこれだけ選手が熱心に聞いてくれて、来てよかったと思う」と感謝を口にした。
宮田、細川とともに多くの時間、赤星氏に張り付き、質問攻めにしていたスピードスター候補・五十幡は「肩の抜き方とか新しい発見もありましたし、ものすごく勉強になりました。こういう方々を呼んでいただいてビッグボスには感謝したい」と感激の様子だった。
目立つゆえに批判も多い新庄監督の「臨時コーチプラン」だが、武井壮、赤星氏と続いた指導交流はいずれも予定時間をオーバーする盛況ぶり。2コーチはいずれも「来たかいがあった」と充実感を語り、双方にとって有意義な時間と今後の関係性継続が期待できる流れとなっている。
自らの思いつきと計算、ネットワークを生かし、このプランを実行する新庄監督は「赤星君にすごくウチの選手が質問をしてくれて、それがものすごくかわいらしく、どんどん教えたくなったと言われた。選手のほうからも『シーズン中に聞きたいことが出てきたら連絡していいですか』と言ってきたので、素晴らしい1日になったと思う」と満足感を口にした。
もちろん、これはすべて再建中のチーム底上げのための強化プランだ。しかし、このアイデアを11月4日の監督就任会見からオフの怒涛のテレビ出演、SNS交流の中で発想し、実現させてしまうフットワークの軽さ。思いつきを確実にチーム強化の形に結びつける「ビッグボス・ネットワーク」の奥深さには改めて周囲が感服している。












