ノア・16日の仙台サンプラザホール大会で、GHCヘビー級王者の中嶋勝彦(33)がマサ北宮を下し、V4に成功した。

 健介オフィス出身の2人はこれまで何度も激突し熱戦を繰り広げてきた。昨年は6月に敗者髪切り金網デスマッチで対戦し、中嶋が北宮に敗れていた。それ以来6か月ぶりの対戦は、またも熱戦に。一進一退の攻防で北宮がラリアートで一回転させてからサイトースープレックスで投げたと思えば、中嶋は強烈なハイキックで応戦。最後は顔面蹴りや馬乗りになってのエルボー、ビンタと原始的な攻撃で追い込んでから、ヴァーティカルスパイクで3カウントを奪った。

 すると試合後、花道にゆっくりと〝野獣〟藤田和之が登場。IWGPヘビー、IGFなどなだたるベルトを巻いてきた野獣は、中嶋が掲げるベルトを舌なめずりしながら長時間眺めると無言で去って行った。

 中嶋は「藤田。何も語らないで帰っていったけど、このベルトが欲しいんだろ。やってやるよ」と挑戦を受諾し「ノアは大丈夫だ。俺がいる」と話し、拍手を浴びた。一方の藤田は「俺を誰だと思ってるんだって。挑戦してほしいんでしょ?って。してほしいなら、してあげるよ」と咆哮。激突は決定的となった。