中日の浜田達郎投手(27)が9日、ナゴヤ球場で契約更改交渉に臨み、現状維持の年俸550万円(推定)でサイン。今季で支配下契約から外れ、自由契約となっていたが、育成選手として再契約を結んだ。

 今春のキャンプ中に右足首を痛め、右足関節の靭帯(じんたい)縫合手術を受けた。しかし、二軍戦を含めて実戦登板を果たせず、11月に再び右足首の手術を受けたことを明かした。

 会見で「育成になることは覚悟していた。契約してもらえて来年もう一度やるチャンスをいただけたので感謝してします。状態が良くなり、一軍に投げられるレベルになったら、また69番で(支配下)契約すると(球団から)言われたのでそこに向けてしっかりやりたい」と意気込みを語った。

 2012年にドラフト2位で愛工大名電から中日に入団。通算28試合に登板して5勝7敗で防御率5・16。16年に左ヒジを手術して育成契約となったが19年11月に支配下に復帰していた。

 今回で実にプロ9年間で6度目となる手術となり、引退の2文字についても「多少よぎりましたが、いろいろ支えてくれる方々がいたので。ポジティブでやらないと。暗い気持ちでやっていたら野球はうまくいかない。そこは心得ています」とニヤリ。

 その上で「けが続きでリハビリしている期間の方が長かったが、その分、得るものがあった。人の投げるフォームとかを見ることが多かったので、ここが良いとか悪いとか、いろんな癖とか、よく分かるようになった。あの人と一緒にしてみようとか、こうしたらもっといいのではという引き出しが増えた。それが自分にもつながって来年、再来年に生きると思う」とけがの功名を力説した。