米スポーツ専門局SNY(電子版)は28日(日本時間29日)、26年のメッツの左翼手候補を検証した。メッツは24日(同25日)にレンジャーズと大型トレードを実施、ブランドン・ニモ外野手(32)を放出(プラス金銭)し、マーカス・セミエン内野手(35)を獲得した。これにより、左翼と中堅構想は一気に再構築を迫られることになった。

 チーム内の候補としては若手有望株2位のカーソン・ベンジ外野手(22)が最有力だ。2025年は外野の全ポジションを経験し、左翼の先発候補として急浮上している。さらに、ジェット・ウィリアムズ内野手(22)は、セミエンの加入で二塁から中堅へのコンバート案が浮上している。また、タイロン・テイラー外野手(31)が中堅を務める場合、左翼はベンジか補強で埋めることになる。

 だが、現実的なのはFAでの補強だ。有力候補はカイル・タッカー外野手(28=カブスFA)とコディ・ベリンジャー外野手(30=ヤンキースFA)の2人。同電子版は「FA市場最高クラスのカイル・タッカー(が筆頭だ。29歳と若く、打撃指標もエリート級だが、獲得には巨額契約が必要だ。コディ・ベリンジャーは比較的安価で外野の3つのポジションをこなすが、ホーム、アウェイでの成績の格差や波が懸念される」と解説。

 一方、トレードも可能性ありだ。「トレード市場ではレッドソックスのジャレン・デュランが魅力的だ。過去3年間でOPS8割1分0安定し、長打力と走力を兼ね備えている。守備に波はあるものの、28年までチームが保有できる契約の安さは大きな魅力だ」

 ただし、タッカー、ベリンジャー、デュランはワールドシリーズ連覇を達成したドジャースがターゲットとしていると報じられており、争奪戦は激化が必至。メッツ対ドジャースの〝場外戦〟に注目だ。