巨人の阿部慎之助監督(46)が秋季キャンプ第1クール最終日の1日に、泉圭輔投手(28)を先発転向させる意向を示した。

 この日、泉のブルペン投球を1時間ほど入念にチェックしていた阿部監督は、202球投げ込んだ右腕に助言。「泉の場合、ボール球が全部低いところにいっちゃう。そこだと誰も振ってくれない。高めなら空振りするかもしれないしファウル取れるかもしれないしって言って。そういうデータが出てるのでね」と高めに球を集めるよう教え込ませた。

 フェニックス・リーグくふうハヤテ戦(10月16日=宮崎)で先発に初挑戦した泉は2回4安打4失点で降板。自ら志願して先発に臨んだというが、初先発は苦い結果に終わった。今季一軍では10試合に登板し、防御率は5・84だった。

 指揮官は右腕に対し「(先発が)駒不足ってのがあるから。チャンスありそうな子にはチャレンジしてほしいなっていうのはあるよね。そこから中継ぎはいつでも入れるから。中継ぎから先発ってなかなか難しいんだけど、先発調整をさせていって中(継ぎ)っていうのは入れるから」と来季の先発ローテーションを回す候補の一人として期待を寄せた。

 これを受けて泉は「行けるとこまで先発でっていう気持ちではあるので。チャレンジしていきたいなと思います」と意気込んだ。

 背番号63は来季、先発投手として1年間先発ローテーションを回ることはできるのか。