巨人・西舘勇陽投手(23)が秋季キャンプ3日目の31日にブルペン入り。220球を超える気迫の投球を見せた。
同キャンプでの取り組みの1つとして設定されている「投げ込み」。阿部慎之助監督(46)は「投げて覚えることしかできないことも、たくさんあると思うんでね。投げないと覚えたり、自分で感じ取ったりすることができないはずだから」とし、その重要性を説いた。
当の西舘は「各球種のリリースのインパクトのタイミングは大体分かってくるんで。数を投げてイメージを合わせていく作業だと思う。そういう意味では、ある程度の量は絶対必要かな」と220球超えの〝超ハード投球〟を振り返った。
ブルペン練習を終えると、村田善則バッテリーチーフコーチ(51)から〝熱血助言〟も受けた。同コーチによれば「西舘は例えば『許容範囲の球質』でも、110点や120点の投球と狙い通りの完璧な投球を目指そうとしてしまう。ただ、試合で投手有利なカウントに持っていくためには80点や90点ぐらいの投球で大胆に攻めて、打者にファウル打ちをさせることも大切」という。だからこそ西舘に対して「自分の投球に『余裕』を持たせることも重要だよ」と説き、実戦における「意識改革」を促した。
今季の西舘は納得のいく投球ができないと落ち込むクセがあり、悪循環にハマり込むケースが多発していた。異例とも言える220球以上の〝ブルペン多投〟は技術向上だけではなく、いい意味でマインドチェンジにつながるきっかけとなるかもしれない。












