第107回全国高校野球選手権大会の第2日第3試合が、6日に甲子園で行われ、金足農(秋田)は沖縄尚学に0―1で零封負けを喫し、7年ぶりの2回戦進出を逃した。
右太ももの違和感のため先発を回避していたエース右腕・吉田大輝投手(3年)は、5回二死二塁から救援登板。7番・宜野座をわずか1球で二ゴロに打ち取る見事な火消しを見せた。
しかし、7回に3番・比嘉にチーム初安打の中前打を許すなど二死一、三塁のピンチを背負うと、6番・阿波根の左前適時打を浴びた。打線も沖縄尚学のエース・末吉に9回まで散発3安打、14三振で好投を続けた投手陣を援護できず。無念の1回戦敗退となった。
試合後、あいさつを終えた右腕は大号泣。立ち上がることができず、チームメートに支えられながらグラウンドを引き上げた。「思うような結果が出せずに終わってしまって。コンディショニングも合わせられなくてチームに申し訳ないです」。6回には自己最速147キロをマークしたが、「試合に勝てなきゃ意味がないですし、勝つためにみんなでキツイ練習も乗り越えてきたので。謝ることしかできないです」と涙が止まらなかった。
2018年に夏の甲子園100回大会で準優勝に導いた兄・輝星(オリックス)を超えることはできず、最後の夏も終わった。今後については「今の実力は兄にまだまだ追いつかないと思うので。いずれは同じ舞台でやりたいと思っています」と話すにとどめた。












