第107回全国高校野球選手権大会の第2日第2試合(6日、甲子園)で、宮崎商は〝山陰のピカソ〟こと野々村監督率いる開星に5―6でサヨナラ負けを喫し、1回戦敗退となった。
 
 劇的な幕切れとなった。9回に2点差を追いつき、延長10回タイブレークに持ち込んだが、無死一、二塁から7番・永友がバントを決め切れず空振り三振。さらには、8番・吉田も併殺打でまさかの無得点に終わった。

 直後には2番手右腕・日高有が無死一、二塁から味方の野選で満塁のピンチを背負うと、最後は1番・前田の犠飛を浴びてゲームセット。30度を超える猛暑の中で奮闘したが、1回戦で姿を消すこととなった。

 橋口監督は、「タイブレークで先に1点取れていればなと思うんですが… 相手の開星さんの粘り強い守備だったり、1歩上だったのかなと思いう」と悔しさをにじませながら振り返った。

 それでも、1点差ゲームをモノにして勝ち上がった宮崎県大会に続き、聖地でも諦めない姿勢を見せた宮崎商ナイン。指揮官も「周りの方々からも感動したという言葉を多くいただける大会だった。選手は高校野球で大切なものを身に着けてくれたと思う」とたたえていた。