ドジャース・大谷翔平投手(31)は27日(日本時間28日)に敵地ボストンでのレッドソックス戦に「2番・DH」で先発出場し、4打数2安打だった。打率2割7分5厘。チームは3―4で逆転負けで2連敗。
フェンウェイ・パークの興奮が最高潮に達したのは3―4の8回無死一、二塁だ。マウンドは5番手の左腕チャプマン。初球、真ん中低めのスライダーを見逃して1ストライクからの2球目、外角高めの86マイル(約138・4キロ)のスライダーを逆方向へ高々と打ち上げた。悲鳴と歓声が交差したが、角度49度と上がり過ぎ。高さ11・3メートルの左翼フェンス〝グリーンモンスター〟の手前で左翼手が余裕を持って捕球した。ここでチャプマンが降板し、右腕ヒックスが登板。T・ヘルナンデスの二直で飛び出した二走のキム・ヘソン(金慧成)が戻れずに併殺打となった。
大谷は初回一死無走者は四球で出塁。3ボールからの4球目、ほぼ真ん中のフォーシームを見逃し、結局、バットを1度も振ることなく歩いた。
0―1の3回二死一塁はカウント2―1からの4球目、真ん中の92・1マイル(約148・2キロ)のカットボールを打球速度108・9マイル(約175・3キロ)の弾丸ライナーで中前に運んだ。続くフリーマンの四球で二死満塁とすると、T・ヘルナンデスも四球を選び、押し出しで1―1の同点に追い付いた。
3―1の4回二死一塁はカウント1―1からの3球目、外角低めの90・4マイル(約145・5キロ)のチェンジアップを捉えて、振り抜いた。打球速度86・4マイル(約139キロ)のゴロは右前に抜けた。マルチ安打は7試合ぶり、今季29度目。
3―4の6回一死二塁は3番手の右腕ワイザートのカウント2―2からの5球目、93・1マイル(約149・8キロ)のフォーシームに空振り三振。敵地のファンは大歓声だ。
今月21試合目で3度目のマルチ安打を放ったものの、得点圏で2度凡退。チームも7安打9四球で再三、チャンスをつくりながら得点圏で11打数1安打で13残塁の拙攻だった。前日に続き、2試合続けて勝てる試合を落とした。やはり大谷のバット次第だ。28日(同29日)から敵地シンシナティでレッズ3連戦。グレートボールアメリカン・パーク初アーチを放って、勢いをつけたいところだ。












