MLB公式サイトは「大谷の投手復帰に期待できる3つの理由」と題する記事を17日(日本時間18日)に掲載した。執筆したのは同サイトでデータ分析を担当しているデビッド・アドラー氏だ。

 1番目は球速アップだ。16日(日本時間17日)の復帰登板は2023年と比較してフォーシームの平均球速は2・3マイル(約3・7キロ)アップの99・1マイル(約159・5キロ)、シンカーは2・9マイル(約4・7キロ)アップの97・4マイル(約156・8キロ)、スイーパーは2・9マイルアップの86・6マイル(約139・4キロ)、スプリットも2・7マイル(約4・3キロ)アップの91・3マイル(約147キロ)と紹介。「ヒジの手術から復帰した投手は球速が落ちるのではないかと心配するものだが、大谷の投球は快調だった」とした。

 2番目はえげつないシンカー。97・4マイルで垂直に25インチ(約63・5センチ)落下した。「特に縦方向の動きがすごい。それほど速いシンカーは通常、そんなに大きく沈まない。(パイレーツの)スキーンズ、(エンゼルスの)ソリアーノなど高速シンカーを投げる投手の中で、大谷に匹敵するほど落ちるのは一握り」と解説した。

 最後は鋭さを増したスイーパーを挙げた。23年の横幅16インチ(約40・6センチ)に比較して12インチ(約30・5センチ)と変化は小さいが、球速アップがより厄介な球種にすると指摘した。「スイーパーの球速が速いほど、変化が小さくてもより効果的な投球になることが多い」。明らかに進化した大谷。どんな投球をするのか楽しみだ。