広島のドラフト2位・佐藤柳之介投手(22=富士大)が、15日のロッテ戦(マツダ)に先発。登板前からの〝課題〟に位置づけた「立ちあがり」に、苦戦した。
初回、先頭・岡に浮いた直球を左中間二塁打されると、二死一、二塁からロッテのドラ1・西川に左前適時打。続く2回には、一死から四球をきっかけに、石川慎、ソトなど右打者3人に3本の長単打を浴び、さらに3失点。3回以降は2イニング連続で3者凡退と立ち直り、何とか5回83球、5安打4失点にまとめたが「もっと早く自分のピッチングできたら良かった」と本人も結果には、満足できなかった。
登板毎の立ちあがりは、この日も克服とはいかず「気持ち的にも、技術的にもまだ不十分なのだと思う」とさらなる修正の必要を口にした。
ドラ2左腕はオープン戦3度目、本拠地・マツダスタジアムでは初先発となるマウンド。公式戦が本拠地での週末3連戦ということを踏まえれば、本番までちょうど2週間となる舞台は、本番に抜擢されるための試金石にもなり得る見方もできた。だが、結果的には〝内定〟に至るパフォーマンスは披露できず。
6人で船出する予定の先発陣の開幕枠は現状、森下、大瀬良、床田のキャリアのある3本柱が確定済みで、残りの枠を佐藤柳、玉村、常広、森、新外国人のドミンゲスらが競う構図。指揮官の新井貴浩監督(48)にとっては、豊富な先発陣の分厚い質量は〝嬉しい悲鳴〟ともいえる。試合後も「明日(16日)は森が投げるし、本当にまだ決めていない」。残り3枠を誰にするか、もう少し熟考する模様だ。












