西武のドラフト7位・糸川亮太投手(25=ENEOS)が6日、ベルーナドームに隣接した若獅子寮に入寮した。

「若干の緊張感もありながら、それ以上にいよいよ始まるなというワクワクした気持ちが強いです」

 こうプロの第一歩を踏み出す気持ちを表現した即戦力右腕は強い〝古巣の教え〟を抱いて入寮した。

 糸川が持参したのはENEOSの恩師・大久保秀昭監督の著書「優勝請負人の導く力」(ベースボール・マガジン社)だった。

 糸川は「ENEOSで学んだことを絶対忘れないという気持ちと、(表紙の)監督の顔が見えるところにあると気が引き締まりますし、下手なことはできない。部屋の一番見えるところに置きたい」と〝恩師本〟の効果を説明した。

「とにかく結果を出すことが一番の恩返しだと思う。ENEOSはアマチュアの見本となるように、ユニホームの着こなしだとか身だしなみにも気を配っていた。野球人としてどうあるべきかということを学びました」

 周囲の手本となる古巣の教えを胸に「ロンゲ部」が幅を利かせるライオンズ投手陣の中で糸川がどんな化学反応を起こすか、楽しみだ。