【ドラゴンゲート】横須賀ススム マスク職人に大変身

2020年04月16日 16時35分

横須賀はオリジナルのマスク作りに励んでいる(本人提供)

 全日本プロレスの世界ジュニアヘビー級王座を保持するドラゴンゲート所属の横須賀ススム(42)が、外出自粛要請を機に「正義のマスク職人」に大変身だ。

 新型コロナウイルスの感染拡大により、マット界は興行の再開が見えない状況が続く。横須賀は1月にドラゲー勢として初めて世界ジュニア王者となり3度の防衛に成功するも、佐藤光留(39)とのV4戦が予定されていたドラゲー8日の後楽園ホール大会が中止に。悲願であるホームでの防衛戦を実現できないままでいる。

 それでも「必ず大会を再開できると信じ、今は練習を含めて家の中でできることをやるしかない」と前向きに語った王者が、トレーニングと並行して取り組んでいるのがマスクの縫製だ。もちろん覆面ではない。深刻なマスク不足が続く状況下とあって、選手や関係者に配布するマスクをミシンで縫う日々が続く。

 しかも先日、愛用のミシンが故障したため老舗店を訪問。「自分でマスクを縫う人が増えたので新品がゼロ。こんな状況は開業以来初めてです」と告げられ、新品なら約20万円の高級品を中古の2万円で購入したばかりだ。「生地は覆面や選手のコスチュームと同じ。伸縮性があってラメ入りなので好評です。もう30枚は縫いました。今日から新ミシン稼働なので夜まで15枚完成させます。家での時間を有効に使って、人のためになるんですから」と語り、ファッション性にも優れたド派手なマスクを公開した。

 実はファン時代からプロレスマスクを作っており、ミシン歴は25年以上。さらには「昔、フロリダ・ブラザーズのコスチュームも縫製してました」と意外な事実も明かす。フロリダ・ブラザーズとは2003年に結成されたマイケル岩佐とダニエル三島による謎の“米国人”コンビ。星条旗をモチーフにしたコスチュームに身をまとい、ケンスキー佐々木なる屈強な助っ人まで存在して意外な人気を呼んだ。

 横須賀は「家では体を鍛え、モチベーションが下がらないよう日々を過ごすしかない。再開の日が来れば思いっきりリングの上で爆発する。ファンの皆さんも体を大事にしてその日をお待ちください!」と呼びかけ、コロナ禍の早期終息を願った。