米国・WWEの〝ビースト〟ことブロック・レスナー(48)が、引退示唆から復活する胸中を明かした。

 4月の祭典「レッスルマニア42」で、〝ルーラー(支配者)〟オバ・フェミ(28)に5分足らずでフォール負け。新旧怪物対決で惨敗を喫したことで、リングにオープンフィンガーグローブとシューズを置き、引退の意志を示した。ロウのアダム・ピアースGMも本人に代わり引退届を提出したというが、ビーストは先週のロウで突如復活してオバを襲撃。F5の4連発で支配者を初めてKOした。

レスナーの代理人ポール・ヘイマン(左)に出場契約書を突きつけるオバ・フェミ(©AbemaTV,Inc.)
レスナーの代理人ポール・ヘイマン(左)に出場契約書を突きつけるオバ・フェミ(©AbemaTV,Inc.)

 レスナーの代理人ポール・ヘイマンはPLE「クラッシュ・イン・イタリア」(31日=日本時間6月1日、トリノ)で再戦を求め、レスナーvsオバの第2ラウンドが正式決定。25日(日本時間26日)のロウ(オハイオ州コロンバス)では、レスナーがオバに敗れてから初めて口を開いた。

 リング上でヘイマンから紹介され、プロモ動画で登場。「レッスルマニアでの大勝利を祝えてなかったな。おめでとう、オバ。よくやったよ。でもその勝利の代償は大きいぜ」と宣告。続けて「これまで何度も叩きのめされてきたが、あんなのは初めてだ。屈辱だったよ。レッスルマニアでは完敗だったし、その場で引退を決意したよ」と、一度は現役を退くことを決めたという。

 ところが、それは無敵を誇ったビーストには耐えがたい状況だった。「だがしっくりこないんだ。このままじゃ終わらせないぜ、オバ・フェミよ。俺は耐えられたが、お前はどうだ?」といい、「お前は、屈辱を味わい引退したビーストに潰される。俺がオバ・フェミを屈服させるぞ。俺がオバ・フェミを支配してやる」と再戦でのリベンジを堂々宣言した。

 オバも負けていない。ヘイマンがリングで「ビーストは目覚めた!」などと大演説を繰り広げているところで、観衆の大チャントを受けながらリングイン。マイクを握り「俺はその物語の最後が好きだ。レスナーを2度引退させるというな。この物語はこれが最終章だ」と言って、再戦の出場契約書にサインした。その上で「ブロックに伝えろ。前回は倒すために戦った。今回は殺すつもりでやってやる」と恐ろしい予告を口走る。

 史上最大の再戦はトリノの地でどんな結末を迎えるのか。もちろんビーストが再びオバに敗れるとあれば、今度こそリングを去るのは間違いない。

 この日のロウは「ABEMA」にて放送された。