女子プロレス「マリーゴールド」の林下詩美(27)が、団体の〝妹たち〟にラストメッセージを送った。23日大田区大会を最後に黄金の花園を去った逸材が、団体へ向けて最後に残した〝宿題〟とは――。

 2024年5月の旗揚げから、エースとしてマリーゴールドを支え続けた詩美は、2周年という節目の大会で団体に別れを告げた。ラストマッチとなった6人タッグ戦(詩美&彩羽匠&マディ・モーガンVS青野未来&桜井麻衣&MIRAI)では、桜井のランニング・パワーボムの前に敗れて有終の美とはならなかった。

林下詩美ら全員で記念撮影
林下詩美ら全員で記念撮影

 本紙の取材に対し詩美は「めちゃくちゃ悔しい。最後まで林下詩美がトップでいたかった」と唇をかんだ。それでも「会見からずっと桜井から『今後は自分が』っていう気持ちをずっと感じていたので、そんな熱い女がいればマリーゴールドは大丈夫だなって思いました」と笑顔を見せる。

 同大会では、直属の後輩にあたる後藤智香が天麗皇希とのタッグでツインスター王座を初戴冠。詩美は「パワー先生の教えることは、全て教え尽くしました」と太鼓判。「ベルトをどんどん防衛して、私に届くくらい大きくなってほしいと思います」と期待を寄せた。

 後藤の他にも、旗揚げからの2年間で数多くの後輩ができた。残る〝妹たち〟については「何かあった時に、下向いてどうしようって言わずに、上を向いて『私が頑張ります!』ってできるのがマリーゴールドのみんなのいいところ」と目を細める。さらには「〝次世代の林下詩美〟の座を奪い合ってほしい。強さはもちろん、団体の柱となって、後輩にコンビニでおごれるような人になってください」と〝最後の宿題〟を課した。

 詩美は「ぜひまたいつか会う日があったら、考えられないような成長をした姿で会いたい」と再会する日を望んだ。リングは、一つの空の下でつながっている。