アイドルグループ「SKE48」の荒井優希(23)は、悲願の初タイトルにあと一歩が届かなかった。
19日の東京女子プロレス両国国技館大会では、インターナショナル・プリンセス王者の伊藤麻希(26)に挑戦。昨年5月7日のデビューから約10か月でつかんだ王座取りのチャンスに燃える荒井は、序盤から積極的に攻めた。
だが、デビュー戦で敗れた伊藤にマイクスタンドで絞められ、断崖式DDTで場外マットに頭から叩きつけられる苦しい展開が続いた。
それでもスリーパー、ビッグブーツ、サソリ固めで反撃し、10分過ぎには2発目のファイナリー(カカト落とし)を王者の脳天に振り下ろした。その後も感情をむき出しのエルボー合戦で一歩も引かなかったが、最後は伊藤デラックス(変型テキサス式四つ葉固め)でギブアップを奪われた。
試合後、王者から差し出された手を握り返した荒井は「今日は負けました。でも、絶対にいつかは伊藤さんに勝つので。これからもっと続けていく理由ができたし、少しずつ伊藤さんとの差を埋めて次は勝ちたいと思います」と前を向いた。
試合中は「追い詰められた時に強いほうだと思ってたんですけど、キャリアとか技の数とかいろいろな点で劣っていたなと。ものすごくベルトを取るという自信を持ってきたんですが、足りないものがたくさん見えてしまって。一つだけじゃないなと思いました」と感じたという。
だが、敗戦により新たな目標もできた。「勝ってベルトを持った未来が楽しみではあったんですけど、次に挑戦するときにもっと成長した姿を見せたいないと思いました」。屈辱をバネに再びタイトル取りへ動き出す。
【伊藤の話】荒井優希が勝つと思ったか、お前ら! あいつは強いしスター性がある。けど足りないものが一つある。素材はいいけど、料理人としてはまだまだだ。もっともがけ、苦しめ。そして伊藤麻希を潰しに来い!












