〝お騒がせ女子プロレスラー〟ウナギ・サヤカ(39)が6月21日に後楽園ホールで開催する自主興行で、元東京女子プロレスの乃蒼ヒカリ(28)が「ノア・ヒカリ」のリングネームで再デビューすることが11日に発表された。

 この日、ウナギが後楽園で会見を開き、ヒカリも参加。東京女子出身のウナギは、今回の経緯について「ヒカリ選手が退団した段階では、正直、私は連絡を取っていなかった。そのうちラインも変わり、本当に連絡が取れなくなった中で、ある日(プロレスを)辞めてから働いている場所がSNS上でうわさされた。そしてある日、私のもとに『あの子はまだプロレスが嫌いになってないよ』という情報が届いた。私がやっていることも知っていて『楽しそうだな』と言っているという話を聞いた時に、即会える場所に予約しました。そこから〝鬼口説き〟です」と説明した。

 その上で「絶対に戻ってきてほしいと思っている人がたくさんいる。(ファンの)みんなが『今日ここで最後を迎えるんだ』と思わないまま、辞めるのはすごく良くないと思っていた。辞めるにしても、ちゃんと引退という形で、リングの上で終えてほしいというのが私の気持ちなので」と明かした。

 ヒカリは「応援してくださった方々、そしてスポンサーやご迷惑をおかけした関係者の皆さま、本当に申し訳ありませんでした」と謝罪。「改めて夢を追いかける場所をつくっていただいたウナギさんに感謝しつつ、自分の最大限のプロレスができたらと思います」と神妙に語った。

 続けて「この2年間プロレスから離れていて、今のプロレスの世界がどうなっているのか、最近勉強している。自分の中での夢、憧れとか、戦ってみたい選手は無限大にいる」と意気込む。「いろんな意見があると思うけど、決めたからには全てを飲み込んでここから全力でやっていこうと思うので、よろしくお願いします」と覚悟を示した。

 同大会のメインのタッグマッチで2人は組む予定だが、対戦相手は未定。ウナギは「私が一緒にヒカちゃんと組むことしか決まってないので、対戦相手を募集します。名乗り上げてきてください」とプロレスラーに呼びかけた。

東京女子時代の乃蒼ヒカリ(2022年)
東京女子時代の乃蒼ヒカリ(2022年)

 ヒカリは2017年にアイドルグループ「アップアップガールズ(プロレス)」のオーディションに合格し、翌年1月4日の後楽園大会でプロレスデビュー。アイドルとプロレスラーの二刀流で活動していた。21年5月にはインターナショナル・プリンセス王座を戴冠。葛西純に憧れてデスマッチのリングに上がるなど、団体内で異彩を放つ選手だった。

 23年10月には角田奈穂とのタッグでプリンセスタッグ王座を獲得し、3度の防衛に成功。しかし、自身の体調不良により同年12月から活動休止に入り、タッグ王座を返上した。24年5月に東京女子を卒業&退団していた。