初のシングル王座取りに黄信号だ。19日の東京女子プロレス両国国技館大会でインターナショナル・プリンセス王座に挑戦するアイドルグループ「SKE48」の荒井優希(23)が、最後の前哨戦で醜態をさらした。
5日の両国KFCホール大会では10人タッグ戦で王者の伊藤麻希(26)と激突。ベルト取りに燃える荒井はビッグブーツの連打から高角度ボディースラムで果敢に攻め込んだ。
さらに隙を突いての逆さ押さえ込みやフルネルソンバスター、サソリ固めで追い込み、あわやのシーンを連発した。ところが鈴芽のダイビングボディーアタックで形勢逆転を許し、ここから伊藤の伊藤パニッシュ(逆エビ固め)で捕獲され無念のギブアップ。直接王者に黒星を喫した。
「両国最後の試合で勝って勢いづけたかったけど、私が負けてしまって…今までで一番悔しいです。両国ではみんなで勝ちたい」と唇をかみ締めた荒井。デビュー2戦目の昨年6月さいたまスーパーアリーナ大会でも伊藤パニッシュの餌食になっており、苦手意識を植えつけられた格好だ。
昨年は東京スポーツ新聞社制定「2021年度プロレス大賞」新人賞を受賞。今年に入っても成長を続け、東京女子単独では初進出となる両国国技館大会でのベルト挑戦権を勝ち取った。
だが、改めて王者・伊藤の強さを実感すると同時に、直接敗れたことによる精神的ダメージは計り知れない。期待されたデビュー10か月でのベルト取りに、暗雲が垂れ込めてきた。












