秋山翔吾外野手(34)が日本球界の復帰先を広島に選んだ一方で、同じくパドレス傘下3A・エルパソから、阪神入りするのが7月上旬に来日予定のアデルリン・ロドリゲス内野手(30)だ。
2020年にはオリックスにも在籍したR砲は、今季は開幕からエルパソで45試合に出場、打率2割7分2厘、12本塁打、46打点。春先のチームが深刻な貧打で16試合で1勝、借金15とドン底の状態だった頃、エルパソで逆転サヨナラ3ランを放ち、ひと振りでチームを勝利に導くなど長打が武器の大砲助っ人だ。
阪神にとって間違いなく今後のチーム浮上の鍵を握る一人。赤ヘル入りする秋山とは5月から約1か月、チームメートだったこともあり〝元同僚対決〟は今後の虎鯉戦の新たな見どころにもなる。NPBでの出場は秋山が先になる見込みも、阪神は、今季の対広島戦はいまだ未勝利の2分け9敗。すぐにでも〝起爆剤〟となってほしいのはむしろ虎のほうだろう。
NPBでの実績ははるかに秋山が格上だ。しかし、秋山はパドレス傘下での契約満了に伴い、新天地として日本復帰を選んだ一方、R砲は、阪神がしかるべき手続きを経て〝移籍獲得〟した人材。米球界関係者も「秋山は複数年(契約)で日本に戻ったけど、ロドリゲスはむしろ、これから来年の契約を勝ち取るための来日。そこも含めて2度目の(NPB)チャレンジだしね。モチベーションは3Aのとき以上だろうし、楽しみな部分はあるよ」と〝来日即ブレーク〟の可能性もゼロではないという。
推定年俸3300万円のお買い得で獲得した猛虎にとっても願う現象はその一点のみ。テキサス州のマイナーチーム・エルパソから虎に来る背番号91の〝助っ人〟は果たして停滞が続くチームの救世主となるか…。












