手応えはつかんだ。広島の遠藤淳志投手(22)が27日のDeNA戦(横浜)に今季初先発。4回を投げて被安打4、2失点だった。2021年4月22日のヤクルト戦以来の一軍舞台にも「落ち着いて入れました」と話した。

 1―2の5回二死二、三塁で打席が回り、代打・長野と交代。それでも遠藤は「チームが勝ったのが一番良かった。打順の巡り合わせもあったので。チャンスで回って、そこでチョー(長野)さんが打ってくれて素直にうれしかった」と語った。

 20年11月4日の巨人戦以来の白星は次回以降にお預け。「しっかり反省するところは反省して次に生かしていければ。去年悔しい思いをしたので、その思いをぶつけるために1年間、全力で必死で戦い抜こうと思います」と意気込んだ。