阪神の秋季キャンプでが1日に高知・安芸市営球場でスタート。3年連続で「凡事徹底」、「没頭」をテーマに掲げた藤川球児監督(46)も若虎の練習にじっくりと見守った。

 この日はシートノックや作戦、トレーニングなど約7時間に及ぶ長時間練習を実施。指揮官は精力的に取り組んだ若虎たちを「愚痴とか不満とかっていうのを言う選手が全くいないんで、非常にいい状態にあると思います」と評価。

 さらに「取り組みが年々良くなってきていて、選手たちの表情、それからユニホームの内側にあるその肉体もですね、非常に鍛えられていると感じてますね」と確かな手応えを口にした。

 一方で今季は球団史上初のリーグ連覇を達成し、虎将は来季から新たに3年契約を締結。そんな中、他球団は巨人・松井秀喜監督(52)、中日・工藤公康監督(63)が就任し、顔ぶれがガラリと変わる。

 そんな新たなライバルについて藤川監督は「巨人の松井監督、それからドラゴンズの工藤監督含めまして、池山監督もヤクルトにいらっしゃいますし、相川監督ももちろん、ベイスターズにいます。どの球団にも文化とか歴史がある」とリスペクト。

 その上で「おのおのの文化を大切にしながら、また来シーズンしのぎを削る。そのために一日一日を大事にして過ごすことは変わらないので、素晴らしいものをつくるということですね」と闘志を燃やした。

 いよいよ始まった鍛錬の秋。火の玉指揮官は球団初の3連覇と日本一に向けて変わらぬ信念を胸に常勝軍団を築いていく。