MLB労使協約の失効によるロックアウトの可能性が高まる中、フィリーズのスター選手、ブライス・ハーパー内野手(34)がSNSで「今年起こることになるだろう」と発言して波紋を広がっているが、今度はチームメートのギャレット・スタッブス捕手(33)が「来年、シーズンがないとかリーグのかなりの試合が中止になるなんて、愚の骨頂だと思う」との考えを示した。フィリーズメディア「フィリーズテイルゲート」が伝えた。
選手会労組は主に機構側の求めるサラリーキャップ制導入に反対し、ハーパーもまさにその急先鋒だった。現行協約は12月1日に失効し、決裂ならロックアウトに入り、選手と球団の関係がストップ。もちろんFA交渉も中断され、長引けば調整や試合数、収入にも影響を及ぼすなどダメージは膨らむ。
スタッブスはプレーヤーの立場からデメリットを危惧し「12月2日以降、(コミッショナーの)マンフレッドとそのチームがどんな決断を下すか見守るしかない。でもサラリーキャップの考え方の彼らの立場からすると、いくつかの試合が中止になるだろうと思う」とも続けた。
総年俸に上限を設けることで大規模市場の球団と地方の中小規模市場の球団の格差を是正し、競争力とコストの均衡を保つことを目的とする機構側と、市場の自由競争を人為的に抑制するものだと主張する選手会。互いにロックアウトは避けたいところだが、カウントダウンはすでに始まっているようだ。












