2月1日から沖縄・宜野座で一軍キャンプを行う阪神。テーマは若手の底上げとなりそうだ。

 この日のスタッフ会議で一、二軍メンバーの振り分けを決めた矢野燿大監督(53)は「どこも決まっているポジションはないですし、(昨季のストッパー・)スアレスが抜けたのは多くの痛手ですけど、チャンスはいっぱいある」とキッパリ。今季は延長12回制になることを踏まえて、一軍メンバーは36人中20人が投手となった。石井大智投手(24)や湯浅京己投手(22)、浜地真澄投手(23)らを一軍の「中継ぎ陣」に新たに定着を期待する面々を数多く選出。中心に春季キャンプからさっそく見極めに入る模様だ。

 抑え候補で獲得したカイル・ケラー投手(28)など、新外国人の2人の投手はコロナ禍の入国制限等により、来日の見通しが立っていない。それだけに、今キャンプでは、ブルペンは一人でも一軍のブルペンの力になれる存在を見いだしたいところ。

 矢野監督は「4月に固定したメンバーがシーズン終了まで行ってくれるのが理想だけど、そう進む感じはしないから、一人でも多く、そういうところに上げていくピッチャーを作ることで、埋めていくしかない」と、次代のリリースエースとなり得る〝原石〟探しに着手する方針を語った。