【NPBアワーズ】セ新人王の広島・森下に球団が〝マエケン級ノルマ〟

2020年12月17日 22時15分

セ最優秀新人賞に輝いた広島・森下(代表撮影)

 プロ野球の「NPBアワーズ2020」が17日、都内で開催され、広島・森下暢仁投手(23)がセ・リーグ最優秀新人賞に選出された。広島では2014年の大瀬良以来の新人王獲得となった右腕は「入ったときから取りたい賞だったので本当にうれしい。『やった!』という気持ちです」と喜びを口にした。

 今季は開幕から先発ローテ入りを果たすと、6月28日の中日戦(ナゴヤドーム)での初勝利を皮切りにローテの軸としてフル回転。苦しい台所事情を救う活躍で10勝3敗、防御率1・91と驚異の数字をマークし獅子奮迅の活躍だった。

 有言実行の獲得だ。入団時から目標に新人王を掲げた右腕はシーズン中も熱望。巨人・戸郷とのタイトル争いに「全然意識している。取りたい気持ちはどんどん強くなっている」と気持ちを隠さず10、11月は5戦4勝、防御率0・24と圧巻の投球。終わってみれば303票と戸郷に大きな差を付けて文句なしの受賞となった。

 1年目から大車輪の活躍を見せた森下には来季もエース級の活躍が期待される。「マエケン(の1試合平均の投球回は)が通算で6・9回くらい。本人には一年間を通じて中6日で7回を投げるようにという話はした」(鈴木本部長)と球団からはNPB時代の前田健太投手(32=現ツインズ)並みの投球が期待されているのだ。「今年以上の成績を残せるようにしっかりやっていきたい。たくさん経験を積ませてもらった。来季もいろいろなことに取り組んでまた成長していきたい」という森下。エースになるべく、さらなる飛躍を目指す。