中日の本拠地・ナゴヤドームは10日、名古屋市内で記者会見を開き、来年から名称を「バンテリンドーム ナゴヤ」に変更すると発表。名古屋市に本社を置き医薬品などを手掛ける興和が命名権(ネーミングライツ)を5年間取得することで合意した。

 ナゴヤドームが命名権契約を結ぶのは1997年3月の開場以来初。契約額は発表されなかった。新名称が発表されると、ツイッターのトレンドで「バンテリンドーム」が1位に躍り出るなどネット上はもちろん、中日の選手やOBら関係者の間でも大きな反響を呼んでいる。

 SNS上では「吹いたwww」「キャベジンドームでも良かったかもね」「ダサイ」などの批判的な意見もあれば「筋肉痛がやわらぎそう」「ペイペイドームよりはいい」と好意的に捉える声もある。

 略称も話題となっており、ナゴヤドームが多くの人に「ナゴド」と呼ばれたことから「バンド」「バンドー」や「板東(英二)」まで様々な議論で白熱している。

 新名称の発表直後に地元東海ラジオに生出演していたOBの井端弘和氏は楽天の本拠地・クリネックススタジアム宮城がKスタと略称で呼ばれていたことにちなんで「バンテリン(VANTELIN)の頭文字がVだからVドームがいいのでは。ネーミングは僕で。たぶん最初に発したのは僕ですよね。(著作権は)取りました」といたずらっぽく訴えた。

 セ・リーグで命名権を導入したのは広島の本拠地「MAZDA Zoom―Zoomスタジアム広島」に次いで2球団目。パ・リーグではソフトバンク、ロッテ、西武、楽天、オリックスの5球団の本拠地が導入している。

 そのため中日関係者は「セに命名権はほとんど浸透していない中で、ウチもパの球場っぽい感じになるのはプラス。ソフトバンクを筆頭にパは圧倒的に強くてセは散々やられているから少しでもパのやり方に慣れていくことは大事だよ」と力説する。

 来季中日はバンテリン効果で10年ぶりV奪取といきたいところだ。