エンゼルス・大谷翔平投手(27)の代理人を務めるネズ・バレロ氏は10日(日本時間11日)、メディアに対応した話の中で「大谷はチームに大変満足している」と語ったものの、契約の延長について話し合っているかどうかは明言を避けた模様だ。複数のエンゼルス担当記者がツイッターで速報した。

 バレロ氏は前日にエンゼルスのペリー・ミナシアンGMと面会。その際に聞いた来季へ向けたGMのチーム編成方針を「彼がやろうとしていることの一つは、戦えるチームを作ること。それは素晴らしいことで、ダイナミックなチームになるだろう」と称賛した。ただ、大谷の新たな契約についてはコメントしなかった。

 大谷は現契約のままだと来季が終了すると年俸調停の権利を得て、2023年のシーズン終了後にはFAの権利を有する。そうなる前の今オフにもエンゼルスが大谷に超大型契約を提示するかどうかが注目されている。