エンゼルス・大谷が二刀流続行を断言 マドン監督「ノーマルな日々なら彼は大丈夫になる」

2020年09月28日 11時00分

三振を喫し不服そうな大谷(ロイター=USA TODAY)

 メジャーリーグのレギュラーシーズンの全日程が27日(日本時間28日)に終了した。エンゼルスの大谷翔平投手(26)は敵地でのドジャース戦に「4番・DH」で出場し、4打数1安打だった。2回先頭の第1打席に一塁内野安打を放ち、5点リードされた9回二死に一ゴロに倒れ、今季のエンゼルスの最後の打者になった。チームは0―5で敗れ、3連敗で今季を終えた。

 その大谷は試合前にオンライン会見に応じてメジャー3年目を総括した。二刀流復帰が期待されながら2試合目の登板となった8月2日(同3日)のアストロズ戦で右ヒジ付近を痛め、“投手”は早々と終了。打撃面でもプロ入り後ワーストの21打席連続無安打を経験するなど本調子には遠かった。現在の感情について問われると「結果的にポストシーズンは行けなかったので、悔しさの方が大きいなとは思います」と吐き出した。

 打撃に対する自己評価は「良い年ではなかったですし、課題みたいなものはあると思うので、毎年そうですけど、それをオフシーズンに取り組んでいきたいなと思っています」と前を向いた。

 再び、右ヒジを痛めたことで米メディアでは打者に専念すべきとの報道もあった。しかし、大谷は二刀流への情熱を問われると「そうですね、前にも言った通りかなと思います」と来季も続行を断言した。投球練習は1か月ほどで再開するという。

 その上で「何をやれば確実に良くなるというのは誰も分からないので、それも一つひとつ試しながら、練習の中から感覚を自分なりに選んでいくっていうのが一番大事じゃないかなと思います」と来季の逆襲を誓う。

 エンゼルスのマドン監督も「大変だったと思うけど、彼は表にはそれを出さない。しかし、心の中では絶対にいろいろ感じているはず。いくつかのケガ、投球ができないこと、リハビリが中断されてしまったこと、どれも簡単じゃない。世の中自体が今は簡単じゃないが、彼については私も自信があるし、信じている。もう少しノーマルな日々でもっと機会を与えられたら、彼は大丈夫になるだろう」と期待を込めた。

 大谷にとってメジャー3年目のオフは二刀流継続の正念場となりそうだ。