【核心直撃】DeNA・金城龍彦外野手(38)が4日、横浜市内の球団事務所を訪れ、FA申請書類を提出。獲得に興味を示している巨人への移籍が決定的だ。ベイひと筋16年のベテランは今、何を思うのか。突然のFA退団に至った経緯と現在の心境を聞いた。
――誰もがベイスターズに骨をうずめるものだと思っていた。チームを離れることになった騒動の経緯を知りたい
金城:今日の話し合いで(池田)社長も「ボタンの掛け違いで結局ここまできてしまったね」とおっしゃっていましたが、そういうことです。球団と僕の考えにすれ違いが生じて、その溝が最後まで埋まらなかったからこういう結果になった。
――「ボタンの掛け違い」の発端は、シーズン中の引退勧告ですね。いつ、誰から受けたのか
金城:最初に話をされたのは、3位争いしていた9月のヤクルト戦。相手の名前は控えますがフロントの人です。向こうは辞めてコーチに…と考えていたけれど、僕はまだ野球を続けたいと思っていた。それが伝わっていなかったんですね。
――その後の話し合いでは、選手としてDeNAで野球を続ける道も再度開かれたと聞くが
金城:そこは一度、ああいう言葉を聞いてしまうとね。言われたことに対して、僕の中で残って野球をしようというモチベーションが上がってこなかったんです。
――取り除けないしこりが残るようなやりとりがあったのか
金城:うーん…。引退勧告されたわけですからね。でもFA申請もしましたし、前進しているので、もう振り返ることはありません。
――最終的なFA宣言の決め手は
金城:まだ自分ができるという思いですね。それがなかったらユニホームは脱いでますし、それだけ。その上で家族と相談して決めました。
――涙を流して見送る職員もいた。申請手続きを終えた今の心境は
金城:今回のことがお互いにいい経験になればいいなと。球団も「なんでこうなっちゃったの?」って思っているでしょうし、僕もまだそう思っている部分はある。でもお互い、いつか理解し合えるときが来るんじゃないかと。今日は今回のことで社長と初めて話し合いができて、だいぶ歩み寄ることもできましたし、区切りはつきました。
――チームメートも驚いているが、ファンの間でも衝撃が広がっている
金城:ファン感謝デーには、あいさつをしに行くつもりです。そのころには、次のステップについて話ができるようになっていると思います。こういう結果にはなりましたが、お世話になった球団ですから、中傷するようなことはしてほしくない。見守っていただいて、今後も応援していただくことを願っています。












