【ジョージア州ジョンズクリーク26日(日本時間27日)発】女子ゴルフのメジャー「全米女子プロ選手権」(アトランタ・アスレチックC=パー72)3日目、渋野日向子(22=サントリー)は帯同キャディーがコロナ陽性になるアクシデントに見舞われた。急きょハウスキャディーを起用してのラウンドは76と落とし、通算6オーバーの68位となった。笹生優花(20=ICTSI)も75と落として通算2オーバーの42位。通算15アンダーのネリー・コルダ(22)とリゼット・サラス(31=米国)が首位で並んでいる。

 渋野は前日(25日)に、帯同キャディーが無症状ながら新型コロナウイルスの検査で陽性だったことが判明した。

 自身がプレーできるかも深夜まで判明せず。この日朝のPCR検査で陰性だったため、メディカルディレクターの指示の元、プレーは可能になった。

 だがマネジャーもトレーナーもコースに入れず、急きょハウスキャディーとコンビを組んでのラウンドは、8ホール目(17番)のパー3でハプニングに見舞われる。

 池越えのピンを果敢に狙ったティーショットはわずかに短く池につかまってしまう。

 ドロップゾーンからの打ち直しもグリーン手前に大きくバウンドしたり、わずかに足りずに池に落ち続けることが3回続き、トータル5回目のショット(各1罰打が加算されて9打目)で右2メートルにオン。これは一発で決めたものの、このホールだけで「10」の大叩きとなってしまった。
 それでも「その後どれだけ戻せるかと思ってやってた」後半は2、4、5番でバーディーを奪うなど、17番以外のスコアでは3アンダーだった。

 ホールアウト後のテレビインタビューでは「昨日、明日(3日目)は回れるかわからなくて遅くまで起きてたけど結果出ず、今朝のPCRでネガティブで回れることになった。すごく不安だった」とあふれ出る涙を抑えて気丈に話した。

 17番ホールについては「距離を間違えて、すごくショックだった」と説明。帯同キャディー、マネージャーにトレーナーと〝チーム〟が不在の状況でのラウンドは「(日本人ギャラリーの)皆さんの声援が力になった」と話した。

 この日のデータはフェアウエーキープ率、パーオン率ともに70%を超え、パット数も「27」と数字は決して悪くなかった。

 最終日はいつものスマイルを取り戻すプレーができるか。