全日本プロレスの暮れの祭典「世界最強タッグ決定リーグ戦」(15日、東京・後楽園ホールで開幕)にリーゼントルーキー・小河彪(アップタウン)と出場する3冠ヘビー級王者の宮原健斗(37)が意気込みを語った。

 実績に比して人望がなく、時に若手への尊大な態度を〝ミヤハラ(宮原ハラスメント)〟とやゆされることもある宮原だが、小河とは妙に波長が合っている。6日の会見でもジャージーで姿を現した小河に「なんだその格好は!」とブチギレるミヤハラを発動。だが最後は「このリーグ戦は僕のために戦います!」と叫んだ小河を抱擁して周囲をウンザリさせた。

会見中、宮原健斗(右)にシバかれる小河彪
会見中、宮原健斗(右)にシバかれる小河彪

 そんな2人のタッグ名は「満場一致で最高のリーゼント」となった。手応えを宮原は「リーゼント(小河)は一歩引く所がある。そこは彼の師匠(黒潮TOKYOジャパン)に似てなくていいんですよね。師匠はとにかく自分が出たい人だから」といらぬ流れ弾を放ちながら力説。一方で小河を「腹の底で何を考えているか分からない黒い部分を持っている気がする。それはプロレスラーとして大事なことなんですよね。相手も僕のことも食ってやろうというのがある」と評価した。

 自身は大みそかに青柳優馬を迎え、3冠王座のV11戦を行う。勝てば最多防衛記録更新となる大一番を控えたリーグ戦だけに、集中力を保つことが難しいと認めつつも「リーゼントぐらい振り切っているパートナーの方が、僕の気持ちとしてはフラットでいられるんで。まずは最強タッグを優勝。そして記録更新ですよ!」と拳を突き上げた。

 リーゼントと自己陶酔は相いれるのか。〝化学反応〟に注目だ。