ソフトバンクが2年連続13度目の日本一を決めた。「SMBC日本シリーズ2026」でDeNAを通算4勝0敗と圧倒。プロ野球最高峰の舞台でパ3連覇の実力をいかんなく発揮した。
試合後、王貞治球団会長(86)は「選手たちの自信は、ものすごく大きくなっている。選手層も厚くなっている。また明日から(競争で)ドキドキする選手が出てくる。でも、そういうふうにならないと、続けて勝つことはできないと思う。来年以降も勝つ確率の高い野球ができるチームにしたい」とさらなる連覇を見据えた。
激しい競争が現場の緊張感を生み出し、選手の成長を促し、チーム強化につながる。充実の戦力を抱え、来季編成の行方が気になる。チームの補強ポイントは「先発投手」。今秋ドラフトでは鈴木泰成(青学大)、有馬伽久(立大)、渡辺和大(慶大)と即戦力投手の上位指名に成功した。現有戦力においても、前田悠伍、松本晴らが台頭。一方で今季12勝の大津がすでに右ヒジ手術に踏み切るなど不透明な要素もなくはない。
球団は今季海外FA権を取得した西武・高橋光成投手(29)、同じく国内FA権を取得した広島・森下暢仁投手(29)の獲得調査に乗り出している。通算82勝を誇る高橋はメジャー志向が強いとされるが、かねて動向を注視。通算60勝の森下は大分出身という地縁もあり、熱視線を送っている。
球団幹部は「自前で揃えたいというのはあるが、今季の戦力が来年も機能するかは分からない」と言及。新外国人投手の獲得も視野に入れるなど、抜かりない戦力整備でリーグ4連覇をアシストしていく方針だ。












