ドジャース・佐々木朗希投手(24)に3年目の飛躍が期待されている。開幕から先発に復帰した今季はチーム2位となる23試合に登板し、5勝5敗、防御率4・49。右手にできたマメによる離脱以外は先発ローテーションに穴を空けず、イニング数も122回1/3と1年目の昨季(36回1/3)から大幅に増やした。

 チームでは今夏にトレードで電撃加入したスクバルが今オフにFAとなり、去就は未定。昨季まで2年連続でサイ・ヤング賞を獲得した剛腕の新契約は、投手最高額となる山本の3億2500万ドル(約465億円=当時)を上回ると予想され、ドジャースに残留する確証は得られていない。移籍情報に詳しい米サイト「トレード・ルーマーズ」も27日(日本時間28日)に「ドジャースはスクバルをFAで失う可能性がある」と報じている。

 球団側は流出阻止に全力を傾けるとみられるが、現状でローテ入りが確実視されるのは山本、スネル、グラスノーの3人。その後のローテについて同サイトは「大谷翔平も時折ローテに加わる見込みだが、今年ケガに悩まされたことを踏まえ、ドジャースが大谷の投球にかかる負担をどう管理するかは不透明だ。佐々木は大谷の状況次第で4番手か5番手となるとみられる」と占っている。

 残留するかどうか計算が立たないスクバル、そして度重なる故障で今年7月3日(同4日)のパドレス戦以降、マウンドから遠ざかっている大谷。大物2人の穴を埋める可能性を秘める佐々木にかかる期待は大きく「今後注目されるのは、彼がさらにギアを上げられるかどうかだ。まだドジャース加入前の期待に応え切れていないが、来月で25歳と若い。期待されたエースとしての姿を見せ始めれば、プレーオフでの先発登板機会も確実に勝ち取れるだろう」と伝えた。

 米メディアからの注目も高いだけに常に厳しい視線を向けられるが、先発陣を支えられれば風向きも一変させられそうだ。