女子プロレス「マリーゴールド」10日の後楽園大会で、ユナイテッド・ナショナル(UN)王者のビクトリア弓月(21)がダイアナ・ストロングを下しV5に成功した。

 弓月はこの日、9月の「DREAM STAR GP」の公式戦で黒星を喫したポーランド人レスラーのダイアナとベルトをかけて再戦。試合は序盤から一進一退の攻防となったが、弓月はカウンターの払い腰でダイアナを投げ飛ばすなどして歓声を起こす。ダイアナからもパワーを活かした攻撃で応戦されたが、終盤には岩石落としで叩きつけることに成功だ。

 さらに強烈なエルボーを胸板に叩き込んでダメージを与えるなどしたが、終盤にはダイアナに雪崩式の変型F5で叩きつけられてしまう。9月にはこの技に屈した弓月だが意地で返すと、再び猛攻。最後は原爆固めでアーチをかけて3カウントを奪った。

ダイアナ・ストロングを攻めるビクトリア弓月
ダイアナ・ストロングを攻めるビクトリア弓月

 13分9秒で勝利した弓月は「5度目の防衛に成功しました! 名前にストロングがつくだけあって、そしてパワーリフティングのチャンピオン?の選手なだけあってメチャクチャ強かったですね」と試合を振り返る。その上で「今日、このベルトを防衛しました。そして先月はDREAM STAR GP優勝しました。私はまだまだ上を目指していきたいと思っています。そこで1つ言いたいことがあります」としてワールド王者の青野未来にリングに上がるように促し、24日の東京・両国国技館大会での王座挑戦を表明だ。

 これに青野から「ここに持ってきたということは、アナタの挑戦、受けます。私からも1つ提案があります。お互いのベルトをかけてダブルタイトルマッチでやりませんか?」と2冠戦を提案され、弓月も「ぜひ、ダブルタイトルやりましょう」と呼応だ。するとそこにスーパーフライ王者の岩谷麻優も割って入り「岩谷麻優もシングルの王者なんですよ。ダブルタイトルマッチやるんでしょ? そこにまぜてくれないかな…」となんと3冠戦を提案される。

 青野の体重がスーパーフライの規定を1.5キロ上回る56.5キロであることが分かる一幕もあったが「2週間あるから1.5落とせばいいんですよね。3冠になるチャンスがあるなら私が落とします」(青野)とのことで決着だ。岩谷が「3WAY勝ち抜きタイトルマッチ。決定だ!」として異例の王座戦が決定。弓月は「3冠に輝くのは私、ビクトリア弓月だ!」と叫ぶのだった。