女子プロレス「マリーゴールド」でユナイテッド・ナショナル(UN)王者のビクトリア弓月(21)が、外敵・Chi Chiとのタイトルマッチへ照準を合わせている。

 シングルリーグ戦「DREAM STAR GP 2026」決勝戦(20日、後楽園)では瀬戸レアとの同期対決を制し、悲願の優勝を果たした。定石となっているワールド王座挑戦は、自身の長期欠場によってUN王座防衛戦を行えていないことを理由に見送った。

GP決勝では瀬戸レア(左)をクロスアームスープレックスで下したビクトリア弓月
GP決勝では瀬戸レア(左)をクロスアームスープレックスで下したビクトリア弓月

 リーグ戦では次期挑戦者候補であり、幾度となく舌戦を繰り広げたChi Chiとの対戦が予定されていたが、Chi Chiの負傷欠場によりかなっていない。「率直に残念ですね。自分の欠場もあったので、3度目の正直ということでどこか大きい舞台で…。いや、戦えるならどこでもいいか」と、UN王座をかけた一騎打ちへ向けて気合は十分だ。

 決勝トーナメントを戦った天麗皇希、瀬戸からは「ワールド王座ではなく弓月の持つUN王座が欲しい」という声があった。他選手からの熱視線に弓月は「今まではそういう人がいなかったけど、自分の戦いを見てそう思ってくれてるのは、率直にうれしいですね」と笑顔を見せる。自身に注目が集まる理由を「私のオラオラ行く姿勢が、選手に火を付けているのかも。相手にもそのくらいの勢いで来てもらいたいですね」と分析。

 その上で「まずはChi Chiさんです。今はそれしか見てないので。けど、挑戦表明は全部受けて立ちますよ」と拳を握っていた。〝夏女〟に輝いた弓月の躍動は続きそうだ。