米国・WWEの〝キング・オブ・ストロングスタイル〟中邑真輔(46)と、元新日本プロレスの高橋ヒロム改めKYOKI(36)の新タッグ「BAKUSAI」が、WWEタッグ王者MFT(タマ&タラ・トンガ)との初対戦に臨んだ。

「BAKUSAI」は、2週前のスマックダウンでのデビュー戦で快勝。先週は中邑がベルト奪取を宣言すると、トンガ兄弟の父でレジェンドのキング・ハクが「俺の子供たちがお前たちを潰す」と、不気味な予告を放っていた。

 18日(日本時間19日)のスマックダウン(テキサス州コーパスクリスティ)では、新日本マットでさまざまな時期に活躍した4人が、ノンタイトル戦で激突。試合前のプロモ動画ではKYOKIが「MFT、早くやろうぜ!」、中邑は「タイトルをかけないとは賢明な選択だ」と日本語で言い放つ。さらに英語で「MFT、教えてやる。お前たちが狩られる側だぞ」と挑発してみせた。

 KYOKIはゴングと同時に、巨体のタラを「カモーン!」と挑発し突っかかっていく。タマをドロップキックで場外に蹴落とし、エプロンを走って敵軍2人にダブルドロップキックをぶち込んだ。代わった中邑もエルボー、ヒザ、キックと得意の打撃で追撃する。

タラ・トンガ(左)に新合体技をぶつけた中邑真輔(中)とKYOKI(©AbemaTV, Inc.)
タラ・トンガ(左)に新合体技をぶつけた中邑真輔(中)とKYOKI(©AbemaTV, Inc.)

 トンガ兄弟の馬力の前に捕まるも、代わったKYOKIが元ヒクレオの巨体をものともせず、強烈なDDTをさく裂させる。場外に落ちると、再び2人めがけてダイビングセントーンを発射。絶好調の元ヒロムは「イヤー!」と雄たけびを上げた。大チャンスにタラをリングに上げ、KYOKIのドロップキックから中邑が相棒をリバースパワースラムで放り投げて倒れたタラを圧殺する新合体技も披露した。

 中邑は延髄斬り、ダイビングニーの大攻勢からタラに必殺のキンシャサを狙ってコーナーで構えるが、KYOKIを場外バリケードに叩きつけたタマに襲われる。これを巧みにかわすと、スライディングジャーマンでマットに打ちつけた。その勢いで場外に出たところで、ハクがまさかの介入。つえで中邑のボディーに卑劣な一撃を加えた。レフェリーがすぐさまゴングを要請し、BAKUSAIの反則勝ちとなった。

 だが、荒れ狂うハクは構わず、中邑の喉元を杖で突く。続けて鉄階段を使って杖を喉に突き刺し、中邑は場外でダウンして動けなくなる。KYOKIもタラからエプロンへのゴッドセンドを見舞われ、リング内ではタラのビッグブーツとタマのヒザ攻撃の合体技レッドクロスでKOされた。

場外の中邑真輔(左)を杖で攻撃するキング・ハク(©AbemaTV, Inc.)
場外の中邑真輔(左)を杖で攻撃するキング・ハク(©AbemaTV, Inc.)

 初戦では勝利は拾ったものの、MFTの無法ファイトに圧倒された。果たしていきなり劣勢のBAKUSAIはどう巻き返すのか?

 この日のスマックダウンは「ABEMA」にて放送された。