新日本プロレス23日札幌大会でIWGPジュニアヘビー級王者のYOH(38)に挑戦する石森太二(43)が、〝ルチャの聖地〟メキシコ・アレナメヒコでの防衛戦プランを明かした。
石森はシリーズを通して、闘龍門X時代にアイドルユニット「セーラーボーイズ」を結成したバラモン兄弟をセコンドとして呼ぶことを要求されるなど「奇才」の異名を取る王者の言動に翻弄されている。そもそも札幌大会当日はバラモン兄弟もみちのくプロレス青森大会に出場予定で、思い付きでモノを言われても困る。
取材に対しては「セーラーボーイズ、セーラーボーイズ言ってるけど、田口(隆祐との抗争)で、もう散々やってるから!」とあきれつつ「何なんだろうね。笑わせたいんだかバカにしたいんだかよく分からないな。まあやりにくいけど楽しんではいるよ。そこまで言うならお前が今まで味わったことのない刺激と、味わったことのない屈辱っていうのを味わわせてやろうかなと」と大人な対応を見せた。
もっとも2023年1月4日東京ドーム大会で高橋ヒロムに敗れて失って以来となるIWGPジュニア奪回にかける思いは本物だ。今年2月に退団したヒロムが8月にKYOKIとして世界最大団体WWEデビューを飾ったことにも発奮。「めちゃめちゃいい刺激になってるよ。ヤツがああやって出てると、俺もまだまだ負けてられないっていうのがあるから」と必勝を誓う。
ベルト奪取後には2002年5月にデビューしたメキシコでの防衛戦を見据えている。石森は11月16日(日本時間17日)に行われるCMLLとの合同興行「ルチャキングダム」(メキシコ・アレナメヒコ)への出場が発表済み。「どうせならルチャキングダム、アレナメヒコでタイトルマッチやりたいね。メキシコは俺の第2の故郷だし、レスラーとして生まれた地だからね。あっちで今バリバリのヤツとやりたい。マスカラ・ドラダとか、ミスティコでもいいね」と目を輝かせた。
アレナメヒコでIWGPジュニア戦が行われたのは2009年9月(王者ミスティコVS挑戦者獣神サンダー・ライガー)が最後で、実現すれば実に約17年ぶりとなる。これ以上ない〝凱旋〟の野望を胸に、超人が奇才の世界を破壊する。












