新日本プロレス6日の後楽園大会で行われたIWGPタッグ選手権は、挑戦者の「ノックアウト・ブラザーズ(K.O.B)」ことYuto―Ice(29)、OSKAR(28)組がHENARE(34)、グレート―O―カーン組を撃破し第112代王者に輝いた。
6月大阪城大会でベルトを奪われた王者組との再戦は、互いに一歩も譲らない大熱戦となった。K.O.Bは左ヒザに集中砲火を浴びたOSKARが孤立する厳しい時間帯が続いた。レフェリーと激突させられ無法空間が生まれると、ニーブレスを外され左ヒザへのイス攻撃を狙われる。これはICEが身をていして守ったが、OSKARは合体ボムを浴びるなどなかなか主導権を奪えない。
オーカーンの膝十字固め、HENAREのブレーンバスターと猛攻にさらされ続けるOSKARだったが、窮地には必ずICEが駆けつけ3カウントは許さない。王者組の合体技インペリアルドロップも執念でキックアウトした。
さらにOSKARが雪崩式の合体技を狙われると、ICEがかけつけて阻止。OSKARはHENAREにベルリンフォール(ネックハンギングボム)をさく裂させて形勢逆転に成功する。最後はオーカーンを合体技K.O.Bで沈めて34分超のロングバウトに終止符を打った。
「どうやオイ。やっぱIWGPタッグのベルト、クソドープに着こなせるのは俺らK.O.Bやろ。さすが俺とOSKARや」と勝ち誇ったICEだが、「ユナイテッド・エンパイア(UE)」との戦いはこれだけでは終わらない。K.O.Bは12日両国大会でオーカーン&HENARE&ウィル・オスプレイ(AEW)が保持するNEVER無差別級6人タッグ王座への挑戦が決定済み。パートナーは「X」となっていたパートナーには「Unbound Co.」に新加入したジェフ・コブを指名した。
ICEは「実際よ、アイツが今までで一番カネになってた時のエンパイアのメンバーやろ。アイツこそ適任だろ。だって強えヤツとカネになるヤツが組んだら最高だろ?」と理由を説明。さらにオスプレイとの抗争に際してAEWにも宣戦布告を繰り出した。「マジな話、AEWを利用してよ、カネを稼ぎてえんだ、俺は。やられっ放しじゃやっぱ嫌だよな? 新日本プロレスなめられるのも嫌だよな? オスプレイが新日本のリングに上がるだけで、全世界から注目されるんだよ。トニー・カーン(AEW社長)が与えてくれたものをよ、俺らが利用して、みんなで今の新日本プロレスみせつけてやろうか。トニー・カーン、お前が今の新日本プロレスにやってくれた分、俺らK.O.Bもお前に利用されてやるよ。それが業務提携、パートナーシップだろ? でも次に勝つのは新日本や」と宣言していた。












