米国・AEWの「AEW グランドスラム」(仏国・パリ)が6日(日本時間7日)に放送され、AEWインターナショナル王者のオカダ・カズチカ(38)がAEW世界王者のウィル・オスプレイ(33)に敗戦。米メジャー団体の最高峰王座初戴冠はならなかった。

 団体史上初の仏国開催となったこの日の大会で、オカダは新日本プロレス時代の弟分にしてライバルだったオスプレイに挑戦。互いに手の内を知り尽くした王者同士の一戦は、高度な技の読み合が続く。オカダが繰り出したドロップキックはオスプレイのシットダウンパワーボムで切り返されるなど、なかなか得意技が決まらない。

 ならばとオスカッターをカウンターのドロップキックで迎撃すると、一気にレインメーカーをさく裂させる。これをカウント2で返されたオカダは追撃のレインメーカーを狙うが、逆に掟破りのレインメーカーを浴びてしまい、スタイルズクラッシュまで決められた。

 粘るオカダはストームブレイカーを回避してショートレンジラリアートを連発。しかしレインメーカーはカウンターの短距離式ヒドゥンブレードで切り返されてしまう。正調ヒドゥンブレード、ストームブレイカーを立て続けにキックアウトする意地を見せたものの、最後はエルボーパッドを外したオスプレイのヒドゥンブレードでついに力尽きた。

 新日本時代から続く両者の超ハイレベルな激闘に、パリの会場は大熱狂。オカダはオスプレイに2024年12月の「コンチネンタル・クラシック」決勝戦のリベンジを許し、悲願の世界王座奪取はお預けとなった。