女子プロレス「マリーゴールド」10日の後楽園大会で、退団を発表している〝嵐を呼ぶ超貴婦人〟こと桜井麻衣(36)がデビュー戦の相手を務めた心希と対戦した。

 24日の両国国技館大会をもって退団することを発表している桜井はこの日、翔月なつみ、山中絵里と組んで天麗皇希、後藤智香、心希組と対戦。試合は6選手が入り乱れる混戦となったが終盤、桜井と心希の一騎打ち状態となる。両者はエルボーを打ち合うなど激しくやりあうと桜井はダイビングエルボーを叩き込むなど攻勢に出た。だがこれを耐えられると、最後は敵軍の連係攻撃から心希の裏投げで3カウントを許した。

 試合後、心希から「今日このリングで今までのありがとうの気持ちとこれからの私の覚悟を全部届けたつもりです。麻衣さんが辞めても私はこのマリーゴールドのリングで麻衣さんの分までたくさん頑張ります。麻衣さん、ありがとうございました」との言葉を受けて、桜井はマイクを手にする。

 観客からの声援を受け涙ながらに「後楽園ホールにお越しの庶民の皆様ごきげんよう!」とあいさつだ。さらに心希に「デビュー戦をした相手で私のことを選んでくれてとてもうれしかったし、退団決めた時に心希のことが一番心配で…。でも今日戦って〝もう大丈夫だな〟って思ったよ。心希は心希の道でこのマリーゴールドで輝いてください」と語り掛けて抱擁を交わすのだった。