卓球のWTTチャンピオンズマカオ(中国・マカオ)で、男子シングルスの中国勢が苦戦を強いられている。

 今大会には世界ランキング1位の王楚欽と同8位の林詩棟は出場していないが、中国勢で8強に進出したのは周啓豪のみ。11日の2回戦では陳垣宇がスロベニア選手に2―3で敗れていた。中国メディア「新浪体育」は「準々決勝までの結果は正直悔しいものだ。黄友政は1回戦でフルゲームの激戦を繰り広げたが敗れた。陳垣宇は2回戦で激戦を繰り広げたが敗れた。中国からは周啓豪ただ一人しか残っていない」と伝えた。

 男子シングルスの中国勢は国際大会で厳しい戦いが続いている。同メディアは「6月以降、5大会連続で国際大会のタイトルを獲得できておらず、そのうち3大会では準々決勝にも進出できていないことを考えるとなおさらだ」と糾弾した。

 タイトル奪取を求められる周啓豪は12日の準々決勝で張本智和(トヨタ自動車)と相まみえる。「次のラウンドこそが本当の試練となる。張本智和。この名前は卓球ファンの間でお馴染みだ。張本の今の調子は絶好調で、スタミナは周啓豪をはるかに上回っている」との見方を示した。

 思うようなパフォーマンスを発揮できない男子シングルスの中国勢には、自国メディアも不安が募っているようだ。