崩壊の責任はどこに――。豊富な資金力を誇るメッツが歴史的な低迷にあえぎ、2026年シーズンは風前のともしびと化している。
チームは24日(日本時間25日)終了時で59勝72敗の借金13。ナ・リーグ東地区の単独最下位に沈み、4位のナショナルズに2ゲーム差をつけられ、首位のブレーブスまでは実に17差だ。ワイルドカード争いも10位でペナント最終盤の9月を迎える前に終戦ムードが漂っている。
1986年以来のワールドシリーズ優勝どころか、2年連続の9月終戦が現実味を帯び、行き場を失ったファンの怒りは編成トップのデビッド・スターンズGM(41)に集中しているという。だが、球団の専門メディア「ライジング・アップル」は「とあるハトがあなたの頭を『移動式トイレ』にしようと決め込み、それがどういうわけかスターンズのせいにされている」と反撃した。
擁護されるべき要因として3点挙げられたが、その最たるものはチームの根幹となるべき主力選手2人の長期離脱だ。チームリーダーのリンドアが左ふくらはぎの肉離れで約2か月間離脱。15年総額7億6500万ドル(約1147億円)の史上最大契約を結ぶソトは、4月に右ふくらはぎの肉離れで約3週間、7月下旬からは左ふくらはぎの肉離れで現在も戦列を離れたままだ。
同メディアは「メッツの攻撃陣は、常にMVP候補のトップ10に名を連ねるリンドアとソトが常に活躍することを前提に構成されていた。残念ながら、彼らが一緒にプレーすることはほとんどなかった。今年起きた数々の不運な出来事の中でも、これは最も制御不能な不運な出来事であり、スターンズに非はない」と断じた。
また、今年1月に加入し、8月にトレードでレイズに移籍したペラルタの不調、ビシェットのシーズン序盤の打撃不振が低迷した要因だと主張した。ソトは9月中にも復帰する可能性もあるが、遅きに失した感は否めない。












