ドジャースの先発投手陣が〝完全体〟に近づき、10月のポストシーズン(PS)であり余る戦力をどこに振り分けるかが新たな焦点となっている。
長らく戦列を離れていたスネルは復帰後の3登板で2勝を挙げ、5月から離脱していたグラスノーも25日(日本時間26日)のブレーブス戦で先発復帰する。トレードで電撃加入したスクバルも移籍後の初勝利をマークし、大谷も9月上旬にもマウンドに戻り、段階的に状態を上げていく見通しだ。
短期決戦となるPSでは先発は4人が一般的。ロバーツ監督は5月にブルージェイズから加入して先発で7勝を挙げたラウアーの配置転換を明言したが、先発陣からブルペンに回る投手はほかにもいるとみられる。
球団専門メディア「ドジャース・ウェイ」は24日(同25日)、今季登板した22試合ですべて先発し、5勝5敗、防御率4・42の成績を収めている佐々木朗希投手(24)に着目。PSの先発が大谷、山本、スネル、スクバルの4人、リリーフにグラスノー、佐々木、ラウアー、現在は負傷者リスト(IL)入りしているロブレスキ、ストーンが加わると見通した。
右ヒジの手術に続き、首の負傷で2度目のIL入りとなっている守護神・ディアスについては「PSのロースターに登録しない可能性さえある」と斬り捨て「佐々木がすぐに無敵のクローザーに戻るとは限らないが、現時点ではディアスよりも信頼できる選択肢に映る」と高評価した。現状はスコットが守護神となり、ベシアやドライヤーらが安定したブルペンを支えている。佐々木がスコットのポジションをすぐに与えられるとは考えにくいが、いずれしてもPSでは先発よりもリリーフの方が存在価値が増すとみている。
佐々木は26日(同27日)のブレーブス戦に先発予定。PSでの起用法についてロバーツ監督は言及を避けているが…。昨年の佐々木はマイナーでの再調整を経て、崩壊状態にあったブルペンに配置転換されてPSで一躍救世主となった。フィリーズとの地区シリーズ第4戦では、同点の8回から3イニングを完璧に抑えてサヨナラ勝利を呼び込み、リーグ優勝決定シリーズ進出への原動力となった。
ドジャースファンから浴びせられたブーイングをスタンディングオベーションに変えた〝伝説投球〟は、今年も繰り広げられるのか。












