ドジャースの大谷翔平投手(32)はワールドシリーズ3連覇を目指すポストシーズン(PS)での投手完全復帰に向けて調整している。米スポーツサイト「クラッチ・ポインツ」は24日(日本時間25日)に「アナリストは大谷翔平がプレーオフで先発登板する世界は想像できないと述べた」と報じた。

 左ヒザの炎症のため、7月3日(同4日)以降、登板を回避していた大谷は22日(同23日)にライブBPに登板。25日(同26日)からの敵地ブレーブス3連戦中にライブBPに登板し、9月1日(同2日)からの本拠地での9連戦中に復帰する見込みだ。ロバーツ監督は1イニングずつ積み重ねPSで通常の先発投手と同じ投球回を投げさせたいと語っている。

 この方針に異を唱えたのがWBC米国代表監督を2大会連続で務めたマーク・デローサ氏だ。23年は日本、26年はベネズエラと決勝で対戦してともに2―3で敗れ、準優勝に終わっている。

 ドジャースの山本由伸、スネル、スクバルの先発トリオはMLB屈指だ。MLBネットワークの番組に出演した同氏は「ポストシーズンの最初の3試合の先発はどうなるか分かりませんがこの3人が先発します」と断言するとこう付け加えた。

「大谷は先発復帰に向けて準備を進めており、スミスに実戦形式の練習も行っています。9月の第1週には復帰するでしょう。そして今週はグラスノーが登板します」

 その上で「PSの試合で彼を先発させるなんてあり得ないだろう。相手投手は手強いし、ブルペン陣は休養十分だ」と断言した。

 大谷は17日(同18日)の敵地ロッキーズ戦の試合後、PSでの先発登板に意欲を見せつつも「誰がPSで先発するかは特に4枚目以降は分からない状態」と語っている。先発投手としての立ち位置は本人が一番分かっているのかもしれない。