2位・西武は20日、オリックス戦(ベルーナ)に1―3で敗れ、連勝は「3」でストップした。この日は、高卒3年目左腕・杉山遥希投手が今季一軍初先発。すでにカード勝ち越しを決めているなか、西口文也監督(53)は、伸び盛りの20歳左腕を抜擢し、若い力で同一カード3連勝を狙ったが力及ばすだった。

 杉山は2回に中川の犠飛で先制点を奪われると、1―1の同点で迎えた3回には味方の失策から二死一、二塁とされ、4番・太田に右前打を浴び、勝ち越しを許した。

 とはいえ、5回まで4度、先頭打者の出塁を許しながらも、2失点(自責1)にとどめた。降板後は「一軍で先発の機会をいただいたので何がなんでも勝つという気持ちで試合に挑みました。先頭打者を出すことが多かったですし、やはり先頭打者を出してしまうと得点につながってしまうので、そういったところを反省して次に生かしていきたい」と振り返った。

 何とか杉山を盛り立てたかった西武打線だったが、この日は相手先発・エスピノーザにキレのある150キロ台の直球とツーシーム、ナックルカーブ、チェンジアップなど多彩な変化球を操られ、8回まで4安打。得点は2回の山村の適時打による1点のみで、3回以降は好機すら作れず。西口監督も「やられました」と完敗を認めるしかなかった。

 本拠地でオリックスをスイープとはならず、首位・ソフトバンクの優勝マジックは「25」となった。