阪神は20日のヤクルト戦(京セラ)に1―4で敗れ、連勝は3でストップ。2位・巨人とのゲーム差は「3」となり、マジック点灯は22日のDeNA戦(横浜)以降に持ち越しとなった。

 2回は一死から〝燕キラー〟坂本が先発・高橋の150キロの直球を完璧に捉えた。打球は高々と舞い上がり、左中間への7号先制ソロ。試合前時点で今季のヤクルト戦打率3割1分4厘、3本塁打と好相性を誇っていた男が、この日も牙をむいた。

 しかし直後の3回に先発・下村海翔投手(24)が甘く入ったカットボールを武岡に仕留められ、右翼スタンドへの4号ソロを浴びた。試合をすぐさま振り出しに戻された。

 下村はその後立ち直り、5回まで武岡の一発による1失点のみと粘投したが、6回につかまった。先頭・岩田に左前打を許すと、二死一塁から西村に四球を与えて一、二塁。第1、2打席とも空振り三振に仕留めていた内山にフルカウントから151キロの直球を捉えられ、右中間を破る勝ち越しの2点適時二塁打を浴びた。

 ここで右腕は降板し、2番手・湯浅がマウンドへ。しかし、続く松本直にも右翼線への適時二塁打を許し、リードを3点に広げられた。藤川球児監督(46)は「(下村は)いくつも壁はあると思いますからね。経験していくしかないと思いますけど、乗り越えていかなきゃいけないところはありますが、挑戦することですね」と語った。

 2夜連続のサヨナラ勝利を挙げていた打線も7回以降好機をつくれず、反撃の糸口をつかめなかった。それでも首位に立つ猛虎軍。指揮官は「また明日しっかり横浜で戦うことに尽きると思いますね」と前向きに語った。