広島の栗林良吏投手(30)が20日の中日戦(マツダ)に先発し、8回97球を投げ、5安打1失点、6奪三振の好投。勝ち星こそつかなかったが、チームの2―1でのサヨナラ勝ちを呼び込んだ。
前回12日のヤクルト戦(神宮)では4回11安打7失点とまさかの炎上。自身ワースト失点で4敗目を喫していたが、この日は立ち上がりから安定感抜群の投球を披露した。初回を三者凡退。2回一死から石川昂に先制の8号ソロこそ浴びたものの、その後は追加点を許さなかった。
石井投手コーチも「ストライク先行でテンポ良く投げられているし、どの球種もしっかりストライクゾーンに投げ込めている」と評価。4回二死からサノーに中前打、5回二死から土田に四球を許したが後続を断ち、6回には岡林、上林を連続三振に仕留めた。7回も一死から福永に遊撃内野安打を許したものの、石伊を遊ゴロ併殺に打ち取った。
打線は5回にモンテロの11号ソロで同点。7回二死一、二塁では勝田の左前打で二走・ファビアンが本塁へ突入し、一度はセーフと判定されたが、中日のリクエストによるリプレー検証でアウトに覆った。勝ち越し点が幻となった直後も栗林は8回のマウンドへ上がり、一死から代打・ボスラーに右前打を浴びながら後続を抑え、1―1のまま役目を終えた。
新井監督は「彼がほんといいピッチングをしてくれた。しっかり前回、前々回の反省を踏まえて修正してくれたんで、ほんとナイスピッチングだった」と称賛。栗林の粘投に応えるように、チームは9回に相手の暴投でサヨナラ勝ちし、開幕カード以来となる3連勝を飾った。












