〝無双助っ人〟がまさかの乱調…。西武は15日のロッテ戦(ベルーナ)に1―5で競り負けた。
西武・隅田、ロッテ・ジャクソンの投手戦は、1―1で終盤のブルペン勝負に。8回から西武は2番手に、登板前まで20試合連続ホールドのNPB記録を更新中だった助っ人トレイ・ウィンゲンター(32)を投入。万全の防御態勢で、終盤2イニングを残した裏攻めの自軍の攻撃を見据えたタクトだったが、この日は頼みの右腕が〝誤算〟だった。
今季21試合目の出番は、同点で迎えた8回。一死から2番・西川に右前打で出塁を許すと、続く安田に投じた7球目、右翼線上への打球がリプレー検証の結果「フェア」と判定され、一死二、三塁とピンチを背負う。続く4番・山口にはスライダーをしぶとく左翼線に運ばれ、勝ち越しの1点を献上。今季初失点を喫し、すでに24球を球数も要していた右腕は、ここで交代となった。
さらに一死二、三塁から3番手で登板した岩城も、敵打線の勢いを止めることができず、3点目となるスクイズや小川に適時打を喫し、ダメを押された。試合前まで今季無失点だったウィンゲンターは、この日はまさかの3失点で、更新を続けていたホールド記録は「20」でストップし、今季初黒星となった。
9回にも4番手・黒田が藤原に被弾を喫し、1―5。思わぬ形でカード勝ち越しを逃した西口文也監督(53)だったが、「しょうがいない。ここまでずっとチームのために本当に頑張ってくれていたので。こういう日もあるでしょう」。サバサバと振り返るにとどめ、ここまでブルペンで絶対的な存在だった助っ人右腕への変わらぬ信頼を口にしていた。












