新日本プロレス真夏の祭典「G1クライマックス」15日両国国技館大会準決勝戦で、Aブロック1位でIWGPヘビー級王者の辻陽太(32)は、Bブロック2位の上村優也(31)に敗れ、史上3人目の偉業達成はならなかった。
同期入門となる上村に対し、負傷している腰を狙って集中攻撃。再三の逆エビ固めで徹底的に痛めつけたが、粘る上村の前にカンヌキスープレックス、シャイニングエルボー弾、ライオンズシャイナーと怒涛のラッシュから、最後はカンヌキスープレックスを決められて3カウントを奪われた。
Aブロックを堂々の1位突破も、決勝トーナメントでは準決勝敗退。1995年大会の武藤敬司、2000年大会の佐々木健介以来、史上3人目となるIWGPヘビー級王者としてのG1制覇には届かなかった。
試合後の辻はコメントブースに座り込み「行きたかったな、決勝に…」と話し、悔しさいっぱいの表情。ただ、団体の最高峰王者としては「俺がデビューして見てきたG1の中で、この『G1クライマックス36』が最高に面白かったんじゃないかと思う。テレビ朝日の新体制になって、この『G1』はいわばスタートダッシュだった。俺たちは最高のスタートダッシュを切ったんだ」と、大会の盛り上がりには手応えを口にした。
その上で新時代のエースは「でも、この夏はまだ終わっちゃいない、この最高の夏の、最後の締めくくりは大岩、そして上村、お前ら2人に託したい」ときっぱり。16日の両国大会で行われる決勝戦で激突する上村と大岩陵平にエールを送っていた。












